自由を尊重する幼児教育「モンテッソーリ教育」

「幼児教育」「○○教育法」と聞くと、小さいときから何かを教え込むというイメージがあるかもしれません。

しかし子供の自由を尊重し、子供の能力を自然に引き出すという発想の幼児教育法もあるのです。中でも有名なのが「モンテッソーリ教育」です。その名の通り、イタリアの女性医師だったモンテッソーリが考案したもので、一言でいえば、「子供は元々自分を成長させる力を持っていて、それに基づいた要求をしてくるので、大人はその要求を見逃さずに手助けし、子供の自発的な活動を援助する」というものです。子供はときに、大人から見ると奇妙な行動をとります。

大人は自分たちの常識で判断し、ついそれをやめさせてしまうのですが、その奇妙な行動は、実は子供が成長するために発している「要求」である、とモンテッソーリ教育では考えます。大人は「子供が何をしたいか」を汲み取って、必要ならばそれを達成するために手助けをします。こうすることで要求は達成され、子供は飛躍的に成長していくのです。モンテッソーリはさらに研究を続け、こうした子供の特質に着目して能力を引き出すための教具をいくつも考案しています。

こうした教具を取り入れ「モンテッソーリ教育」を標榜する幼稚園や保育園も比較的多く存在するので、興味があればお近くで探してみるとよいかと思います。ただ、元々が「子供の要求を手助けする」というシンプルな考え方なので、モンテッソーリ教育を謳う幼稚園や保育園でも温度差があり、週2回など教具を使ったプログラムに定期的に取り組む園、教具を置きっ放しにして自由に使わせている園など様々です。ともあれ、モンテッソーリ教育は有名な幼児教育法の中ではシンプルで、かつ自然な考え方に基づくものといえます。別に教具がなくても、親の考え一つで始められます。書籍も多く出ていますので、興味があれば読んでみて下さい。

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